経済を回そうと言う人たちの不合理2020-11-23 18時42分12秒

この3連休は、観光地ですごい人出のようだ。一方で、なるべく不要不急の外出を控えている人にとっては、新型コロナウィルスの感染拡大が心配なところだ。

感染率と感染による症状、経済の回りぐあいを考えて過度の自粛は合理的ではないという意見はわかる。
しかし、元々人間はその時々で合理的な選択をするとは限らない動物である。

そもそもビジネスとは、人々の合理的ではない選択によって利益を得ている。例えばあるサービスや商品の本当の値段が瞬時にわかってしまい、かつ最安値で手に入れられる方法を教えてくれる眼鏡を全員がかけていたとしたら、ほとんどの商売は成り立たないだろう。人々の合理的ではない選択によって、たいしていいお店ではなくとも、やっていける。
しかし、新型コロナウィルスに過剰に反応する人たちに対しては、合理的に動けというのはかなり無理がある。

しかし、大多数の飲食店の経営者は、過剰に反応する人に対してどうこうではなく、例えば時短営業を要請して何の保証もしてくれない行政に対して文句の一つもいいたいところだろう。
新型コロナウィルスの恐ろしいもう一つの側面は、このように直接対峙する関係にない人たちまで、経済派と自粛派に分断してしまうことではなかろうか。


だが、たとえ経済がうまく回ったとしても、健康を害しては全く意味のない話だ。今言われているのが、新型コロナウィルス患者の約20%の人が、回復後に精神疾患ありと診断されている件で、たとえ回復しても5人に1人の割合でメンタルヘルスに不調をきたしては、感染すること自体がかなりリスクの高いことになる。また、別の後遺症の懸念もある。

12月にはアメリカでワクチンの接種が始まるといわれているし、確実にいい方向にいっているようにみえる。あと少し我慢すれば、どこにでも行けるようになる未来は、決して絵空事ではない。

(編集済み)

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